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2007年11月10日 (土)

フィンは、ゴム or プラスチック?

Photo_3

フルフットタイプ、ゴム素材のミュー(左)とスーパーミュー(右)

ダイビング器材において、何が一番重要でしょう?
レギュレーターやBCDなどは「高価な器材なので大事」とお考えの方も多いと思いますが、意外に軽視されがちなのが三点セット。特に、フィンが重要と私は考えます。

確かに使いづらいレギュレーターやBCDもありますが、正直いって慣れてしまえばそれが一番使いやすくなるし、工夫次第でどうにでもなります。しかし、フィンには慣れることはないし、良くないフィンを使っているとエアの消費量を増大させ疲労を蓄積させます。だから、フィン選びが大切なのです。

では、どんなフィンがいいのか?

フィンには幾つかのタイプがあります。
まず、オープンヒールタイプとフルフットタイプです。これのどちらがいいかと言われると、迷わずフルフットタイプになるでしょう。ドライスーツの場合はオープンヒールにしないと入らないのでしかたありませんが、それ以外の場合はフルフットのほうが泳ぎやすいからです。
フルフットの場合、完全に足全体を包み込むようになっています。ですから、蹴り下ろす力が完全にフィンに伝わり、足がフィンの中で動かないため効率のいいキックができます。フリーダイビングのダイバーやガイドダイバーでオープンヒールタイプを履いているのを見たことがありますか?
自然とフルフットタイプになっていくのです。

それから、素材によるタイプがあります。ゴムフィンとプラスチックフィンでは、迷わずゴムタイプを選びます。
確かにプラスチックタイプは見た目かっこいいし、軽いのでいいのですが、フィンで一番重要な「しなり」に欠けます。ゴムフィンはしなりを利用し、水を後部に押し出し推進力を生むので、少ない力で前に進むことが出来ます。
私は絶対にゴムのフルフットタイプです。
「脚力に合ったフィンを選ぶ」とは、巷でよく聞くセリフです。脚力のない人がやわらかいフィンをはくことには賛成です。でも、脚力があるからといって硬いフィンが必要なのでしょうか?

答えはNOです。

一番重要なことは、しなやかさ反発力。それがあるフィンが、最も使いやすく効率よく前進できるフィンといえるでしょう。

私のお勧めは、脚力に自信がない方にはGULLのミューです。「しなり」がありフィット感がよく、疲れないフィンです。私自身20年の間ずっとミューを使い続けてきました。
しかし、今年さらにお気に入りのフィンが登場しました。
それは同じGULLから発売されたスーパーミューです。ミューの様にしなやかで、ミュー以上に反発力のあるフィンです。大変推進力があり、疲れません。いま一押しのフィンです。
ただ、残念なのはサイズにXLがないことですかね。足のサイズが26センチ以上の方には、まだご利用いただけません。メーカーさんの話では、今年は試験的な販売で来年にはXLサイズも発売されるそうです。ご期待ください。

●text by 千々松政昭

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