« Oリングの2つのタイプ。 | トップページ | ニコンの新機種、D700発表! »

2008年6月30日 (月)

本当はこわい「水やけ」。

Photo          「水やけ」が生じてしまったポート面。こうなると厄介。

「あ、まただ……」
オーバーホールでお預かりしたハウジングをチェックしていると、人の機材ながらガックリすることがときどきあります。特に、ふだんの手入れをきちんと行なっていれば避けられたはずのトラブルを見つけたときなどは残念でしょうがありません。

例えば、「水やけ」が生じてしまったポート。
水やけとは、水滴のあとが白っぽく残っていたり、うっすら曇ったように見える状態で、蒸発の過程で水の中に含まれるミネラル分等がポート面に残ってしまうことが原因で起こります。お風呂場の鏡が、長い年月のうちに曇りガラスのような状態になってしまっているのを目にしたことのある方も多いと思いますが、これも同じ現象です。キュキュッと指でぬぐっても、ガラスクリーナーで洗っても取れません。

同様に、ハウジングのポートも、一度水やけを起こすと二度と元には戻りません
ポートのガラスを交換するしかない厄介な現象なんです。アクリル製の場合、水やけ現象は起きないのですが、ガラスポートの場合は放っておけば必ず起こるものと思ってください。

防止する方法はただ一つ、自然乾燥させないこと。

海から上がっときや水洗いしたあとは、必ず柔らかな布でポート面の水分を拭き取ってください。これだけで水やけは防げます。
たまに「丁寧に塩抜きをしているから」と仰る方がいますが、水やけは真水でも起こります。だからお風呂場のガラスが水やけするんです。

エグジットしたら、自分の顔より先にまずポートを拭きましょうね。

●text by 千々松政昭

|

« Oリングの2つのタイプ。 | トップページ | ニコンの新機種、D700発表! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Oリングの2つのタイプ。 | トップページ | ニコンの新機種、D700発表! »