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2008年7月

2008年7月25日 (金)

光ケーブルの手入れ。

Photo光ケーブルは、デジカメとストロボを繋ぐ大切な「機材」のひとつ。

デジタルカメラで水中撮影をするとき、外部ストロボを同調させるのに使用する光ケーブル。カメラやストロボ本体に比べ軽んじられやすいのですが、日頃の手入れやチェックを怠ると、思わぬトラブルに見舞われることがあります。

まず、断線。
光ケーブルの内部には、非常に細い光ファイバーがたくさん通っています。補強材等で保護されてはいますが、あまりに細いためちょっとした衝撃で切れてしまうことがあるのです。
断線をチェックする方法は簡単。
光ケーブルの端にストロボを当て、反対側の端を目視します。光ケーブルの断面がストロボ発光と同時に光ればOK。ストロボが光っているのに、反対側が光らないのは断線の可能性が高い。
ケーブルを丹念にチェックすると、どこかが切れているはずです。その場合は、断線した場所を鋭利な刃物で切り取れば、その場所からまた使用できます。
コネクター方式になってる場合は、専門のお店に持っていけば修理してくれるでしょう。

そして、汚れ。
コネクターに挿しっぱなしで放っておくと先端が汚れてきます。これも外部ストロボが正確に作動しない原因となります。
ときどき、先端部分をアルコールや中性洗剤などできれいに掃除しましょう。コネクター側が汚れている場合もあるので、綿棒等で掃除しましょう。

機材の不良による失敗写真は、努力すればほとんど回避できます。
つまりは、日頃のお手入れをお忘れなく、ということで。

●text by 千々松政昭

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2008年7月19日 (土)

驚異の充電式電池 eneloop!

Photo 自然放電が少なく、継ぎ足し充電OK、約1000繰り返し使用可能、リサイクルOKという画期的な充電式電池eneloop。詳細はコチラ







今回は、革命的商品といっても過言ではない、素晴らしい充電式電池を紹介したいと思います。

それは、SANYOから発売されているeneloop(エネループ)。充電式のニッケル水素電池です。すでにご使用の方も多いと思いますが、これほど素晴らしい商品というのに、意外と未使用の方もいるようなので、あえてこのタイミングでプッシュ!

水中写真を撮っているカメラマンの多くは、ストロボなどの電源として充電式電池を使用していると思います。繰り返し使用できるので便利ですし、環境にも予算にもやさしいのですが、いろいろと不満な点も多い。特に問題なのは自然放電
従来の商品は、フルに充電しておいてもどんどん自然放電してしまい、そのまま放っておくと残存率がほとんどゼロになっています。ですから、撮影の前日や直前に充電しておかないと、容量通り使用することができませんでした。ましてや時計やラジオなどのように、少量の電力ですむものには、実際の使用量より自然放電する量のほうが多く、とても効率が悪い。

しかし、eneloopは違います。自然放電がほとんどありません。メーカーのテストデータでは、充電後1年たっても85%の容量を保持しているというから驚きです(同社の従来の充電池では0%)。この特性を生かせば、これまで使用できなかった機器にも使用可能ですし、われわれダイバーには大きなメリットがあります。

水中撮影が趣味というダイバーの大半は、月に数回という頻度で海に出かけることが多いので、前日に慌ただしく充電しなければなりません。すっかり忘れていて、当日パニックとなった人もきっと多いはず。
でも、eneloopならば、ダイビングから帰ってきて、器材のメンテナンスや後片付けをするとき一緒に充電しておけばいいのです。次回まで十分に残存容量は残っているので、ダイビング前日になっても時間も心も余裕しゃくしゃく。繰り返し使用は約1000回と、今話題のエコにもつながる素晴らしい商品です。

さすがサンヨーさん、電池の世界で素晴らしい業績を残している会社です。でも、まだまだ世間ではこの電池の素晴らしさが浸透していない気がします。ぜひeneloopを導入してみてください。素晴らしい商品ですよ。

●text by 千々松政昭

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2008年7月10日 (木)

メモリーカードで泣かないための5カ条。

Photo

メモリーカードは、デジカメをはじめいろいろな機器で使われている。小さくて手軽だが、こう見えて精密機器。ダイバーのフィールドは海。そこには、直射日光・高熱・水・砂その他いろいろ精密機器にとってデンジャラスなものがいっぱい。十分な注意が必要だ。……じゃないと、せっかくの映像がパー。

先日、ダイビングに行ったときのこと。

いつものようにデジタルカメラでいろいろ撮影、浮上後にさっそく海辺で画像を確認。ふむ、我ながらなかなか素晴らしい作品の数々。

クラブハウスに戻り、大きなモニターで画像を確認しようとしたところ……。

……カメラの表示がエラー????

いろいろ操作してみたが、一向に改善しない。
そこでパソコンで確認したところ、なんとメモリーカード自体が壊れていることが判明。がっくり……デジタルのとても怖い一面です。

このメモリーカードは、一流メーカーのもので特に粗悪品ではありません。使用年数は4年程度。使用頻度も月に数回程度で、決して酷使したわけじゃない。この事態は「たまたま外れに当たったんだろう」で片づけたくはありません。実は、過去にもこのような失敗を何度か経験しております。

そこで、深く反省するとともに、私のような事態に陥らないよう皆さんにもアドバイス。以下のことを実行するようお勧めします。

1 こまめにバックアップ。
ツアー中、ずーっとメモリーに画像を入れっぱなしの人をときどき見かけます。メモリーカードの容量が格段にアップしたせいでしょうが、これは大変危険。撮った画像は、その日のうちにパソコンやストレージに保存しましょう。
2 落下や衝撃は厳禁。
お手軽に見えますが、メモリーカードは超精密機器です。落下などによる衝撃で画像が消去されたり、メモリーカード自体が破損する可能性があります。
3 専用ケースを使用。
スペアのカードをそのままポケットやカバンに突っ込んでいる人をよく見ますが、精密機器であるメモリーカードには過酷過ぎます。きちんと市販の専用ケースに保管しましょう。また、保管時にはカメラ機材と一緒にドライケースにいれることをお勧めします。
4 新品を用意。
2~3年以上使用したら、新しいメモリーカードに変えましょう。使用頻度にもよりますが、それくらい使用したカードはスペアに格下げ、メインに使用するカードは新品のほうが無難です。
5 試し撮りは必須。
カードのトラブルで、意外に多いのは初期不良。新しいカードを購入したら、必ず試し撮りをしましょう。ことのき、カメラのモニター画面で確認するだけではダメです。パソコンやストレージに画像が取り込めるかどうか、最後まで確認しましょう。

以上を実行すれば、まずほとんどのトラブルは回避できるでしょう。
でも、トラブルは忘れたときにやってくる。ホントに予期しないときに起こっちゃうもの。念には念を入れてトラブルを回避、せっかく撮影した映像がオシャカにならないように気をつけましょう。今回の私のようにね……。

●text by 千々松政昭

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2008年7月 5日 (土)

ニコンの新機種、D700発表!

D700      7月1日に発表されたデジタル一眼レフカメラD700。詳細はコチラ

先日、デジタル一眼レフカメラD700がニコンから発表され ました。
ニコン派の方には朗報です。これまで、ニコンには中型機のフルサイズセンサーのカメラがなく、特にワイド撮影に不満があったからです。

まだ実際に水中撮影をしていないので、これから書くことは推測あるいは想像の範囲内によるものですが、ひとつご容赦ください。
従来のデジタル一眼レフカメラの階調表現に不満をお持ちのユーザーは多いはず。例えば、太陽を撮影したとき、周囲の微妙な光のグラデーションが消失し、単なる白い輪のように写ってしまっていたのです。

CANON 1Ds Mark2 による撮影例。※クリックで拡大
Photo_3しかし、フルサイズセンサーのデジタル一眼レフカメラではこのあたりの表現が格段によくなります。
最近キヤノン1DSを使うようになったのですが、やはり全然違いますね。太陽周辺の光も単なる光輪になったりせず、白い部分の階調がしっかりと映像化されています。
正直、デジタルが銀塩フィルムを超えた感すらあります。

当然わがテールでは、D700用ハウジングとなるNautilus D700をいち早く製造する所存です。
受注生産ですから、お客様のカメラをお預かりできればすぐに製作可能です。価格はシンクロソケット1灯仕様が198,000円、2灯仕様が213,750円。ピックアップファインダー、グリップ等はオプションとなります。

ご注文を心よりお待ちしております。

●text by 千々松政昭

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