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2008年11月

2008年11月28日 (金)

お勧め水中ライト~UKライトの新機種

先日、UKライトから新機種が発売されました。
ダイビングにも水中撮影にもなかなかよさそうなのでご紹介します。

小型ライトのスーパーQ
Superq_6まずは、スーパーQ
小型の充電式水中ライトで、ワイシャツの胸ポケットに入るほどコンパクト。そのくせパワフルで、とても明るい。超高輝度のLEDを光源にしているのです。
従来のLEDは消費電力や耐久性に優れているが、明るさがイマイチというのが定評でした。しかし、スーパーQはこれまでのハロゲンやクリプトン球をしのぐほどパワフルです。近年のLEDの進歩には目を見張るものがありますね。
というわけで、コンパクトタイプのデジタルカメラにはもってこいの水中ライトです。充電器付きで、テール販売価格は12,600円(予定)。ライトホルダー(テール価格3,500円を予定)とワイドアダプターも別売りで用意されています。
                                                     本格派のアクアサン
Aquasun_5もう一機種は大型ライトで、アクアサン
これまでのUKライトC8とほぼ同じ大きさで、単2電池8本で駆動します。このライトもパワフルです。従来のUKライトHIDのタイプに比べて2倍も明るい。
HIDは確かに明るいのですが、扱いが大変でした。いったん点灯すると定格の明るさに達するまで消せなかったり、寿命が短い、価格が高いなど不便な点がありました。でも、アクアサンの光源はLED。点灯・消灯が連続で可能、寿命が長く消費電力が少ないとまさに理想的な電球です。テール価格35,910円(予定)。

ただ、単2電池8本となるとかなりの重量になってしまいます。そこで私は、単3電池にアダプターを付け単2の大きさで使用できる商品を利用しています。これなら軽くなり、特に一眼レフで撮影する方には水中でフロート代わりにもなります。特に、ネクサスをご使用の場合、水中バランスを保つのに効果絶大です。
また、キヤノンEOS 5D MarkⅡには動画機能が付加されたので、アクアサンの使用効果が高いのではないでしょうか。

詳しいことはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。また、ネットでの通販も行なっております(コチラへどうぞ)。

●text by 千々松政昭

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2008年11月21日 (金)

ズームレバー改良~スプリングを装着

Photo_2
スプリングを装着したズームレバー。これで従来のストレスから開放される。※クリックで拡大。

従来のNautilusハウジングでは、ズーム機能がある場合もレバーにスプリングが装着されていませんでした。ワイド側テレ側にレバーを移動後、いちいち指で戻すという一手間を余儀なくされます。これではズームをするたびにストレスがかかり、撮影に集中できません。

ハウジングを作る側の私たちには、そのことが十分わかっていました。

それなのに、なぜスプリングを取り付けて自動的に戻る機構にしなかったのか? 「技術的にできなかった」というのは言い訳で、正直なところ「大変だから」というのが本音。

しかし、これは製作者のエゴ。お客様本意の姿勢ではありません。

そこで、試行錯誤を繰り返し、やっと先日スプリング機構で元の位置に戻るレバーを完成いたしました。今後のNautilusでは、すべてのズームレバーにこの機構を取り付けます。長い間不自由をおかけしていたこと、大変申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。

●text by 千々松政昭

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2008年11月16日 (日)

ロクハン~究極のウエットスーツ

Photo_7水中でも陸上でも暖かいロクハンは、冬のダイビングにぴったりのスーツ。テールのオリジナル商品は価格もリーズナブル。ただ、手作りなので製作に時間がかかる。注文はお早めに。


めっきり寒くなりました。
水温も日を追うごとに下がってきて、伊豆のダイビングスポットは冬に向かってますます閑散としていきます。でも、海の中は透明度が上がってくるし、ダイビングや水中撮影にはいい季節なのですが。

そんなとき活躍するのは、ドライスーツではなくロクハンです。ロクハンとは通称で、正式には「両面スキン6.5ミリツーピーススーツ」となるのでしょう。
ロクハンはとにかく暖かい。厚みがあるので水圧がかかっても薄くなりにくく、海水の冷たさをシャットアウト。さらに表面に生地が張っていないスキンスーツだから皮膚にぴったりフィット、体温で暖められた水が出入りしにくい構造になっています。また、冬のダイビングで特に寒さを感じるのはインターバルのときですが、スーツ表面の水切れがいいので、気化熱によって奪われる体温を極力抑えられます。つまり、陸でも暖かい。

ただ、欠点もあります。スキンスーツなので破れやすく、生地が厚いので当然ウエイトがたくさん必要となります。
また、「着脱が大変」「着脱時に破けやすい」という苦情をよく耳にします。でも、これはロクハンの取り扱いに不慣れというだけのこと。正しい着脱方法をマスターすれば、決してこのようなことは起こりませんし、慣れればスムーズに着脱できます。
ロクハンの着脱には、ボディーソープが大 活躍します。まず、体とロクハンにボディソープを塗ります。シャワーで予め濡らしておくとさらにスムーズです。こうするとあら不思議、ツルツルッと体がスーツの中へ。余計な力など必要ありません。このとき決して爪を立てず、手のひらでやさしくこすりあげるように扱うことが大事です。脱ぐときも同様で、ボディーソープをロクハンに塗ると熟れた桃の皮のようにスルスルッと脱げます。

ここまで読んで「買ってみようかな」という方のために、ロクハン購入時のポイントを書いておきましょう。
一言にロクハンといっても、いろいろなタイプがあります。まず生地には、ハードタイプとソフトタイプがあります。頻繁にダイビングに行き、また長時間潜るダイバーにはハードタイプがお勧め。
それと、ロクハンは表面に生地が張っていないため縫製できません。スーツを張り合わて製作するため、職人の腕と技術がすべてといっても過言ではありません。見た目には同じように見えるロクハンでも、使っているうちに張り目が剥がれてくるといったトラブルが発生する場合があります。

テールではオリジナルのロクハンを販売しています。
弊社指定の工場で厳選された生地を使い、一枚一枚ていねいに仕上げています。長期間使用しても剥がれづらく、使えば使うほどよさがわかるスーツです。しかし現在、生地の生産が大変少なく、また職人の手で一つ一つ手作りしている状況です。ご購入をお考えのお客様は、お早めに注文いただけるようお願いいたします。

●text by 千々松政昭

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2008年11月 8日 (土)

Nautilus LX3テスト撮影レポート

Photo_2
これはイケル! なお、今回は内蔵ストロボのみで撮影。
●撮影/パナソニックLX3 Nautilus LX3 内蔵ストロボ f8(絞り優先オート) EV-1/3 東伊豆・富戸


先週のブログでパナソニックLX3水中ハウジング(Nautilus LX)が完成したことをお知らせしました。でも、機材はやっぱり使ってみなきゃ、というわけでテスト撮影へ。ふだん一眼レフカメラばかり使っている私にとって、コンパクトカメラでの撮影はなんだか頼りないような奇妙な感覚。まったく別のもので写真を撮っているみたい。

でも、実際に使ってみると意外と楽しい。
小さいので手軽だし、カメラ任せのモードで撮影すれば簡単にきれいな画像が写る。まさに「撮れてしまう」といった感じ。撮影中、「これはすごい」と感心しっぱなしでした。

驚いたのはフォーカシングの速さ、正確さ。一眼レフに匹敵するといっても過言ではありません。いろいろなオートフォーカスモードがあり、動き回る被写体を追尾する機能も。これがまた、なかなか反応が速くていい感じ。

今回苦心してカメラ背面にあるジョイスティックもハウジングから操作可能にしたため、コンパクトタイプでも素早い操作ができる点は評価に値すると自負しています。
もちろん画像も素晴らしい。ライカのレンズは伊達ではありません。色再現も申し分なく、LX3というカメラは一眼レフの機能をそのままコンパクトボディに圧縮したというた感じ。

「ちょっと他の人と違うカメラがほしい」「手軽なコンパクトカメラできれいな写真を撮りたい」「一眼レフのサブカメラに」とお考えのみなさん、これは本当にお勧めのカメラ&ハウジングですよ。

●photo & text by 千々松政昭

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