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2008年11月16日 (日)

ロクハン~究極のウエットスーツ

Photo_7水中でも陸上でも暖かいロクハンは、冬のダイビングにぴったりのスーツ。テールのオリジナル商品は価格もリーズナブル。ただ、手作りなので製作に時間がかかる。注文はお早めに。


めっきり寒くなりました。
水温も日を追うごとに下がってきて、伊豆のダイビングスポットは冬に向かってますます閑散としていきます。でも、海の中は透明度が上がってくるし、ダイビングや水中撮影にはいい季節なのですが。

そんなとき活躍するのは、ドライスーツではなくロクハンです。ロクハンとは通称で、正式には「両面スキン6.5ミリツーピーススーツ」となるのでしょう。
ロクハンはとにかく暖かい。厚みがあるので水圧がかかっても薄くなりにくく、海水の冷たさをシャットアウト。さらに表面に生地が張っていないスキンスーツだから皮膚にぴったりフィット、体温で暖められた水が出入りしにくい構造になっています。また、冬のダイビングで特に寒さを感じるのはインターバルのときですが、スーツ表面の水切れがいいので、気化熱によって奪われる体温を極力抑えられます。つまり、陸でも暖かい。

ただ、欠点もあります。スキンスーツなので破れやすく、生地が厚いので当然ウエイトがたくさん必要となります。
また、「着脱が大変」「着脱時に破けやすい」という苦情をよく耳にします。でも、これはロクハンの取り扱いに不慣れというだけのこと。正しい着脱方法をマスターすれば、決してこのようなことは起こりませんし、慣れればスムーズに着脱できます。
ロクハンの着脱には、ボディーソープが大 活躍します。まず、体とロクハンにボディソープを塗ります。シャワーで予め濡らしておくとさらにスムーズです。こうするとあら不思議、ツルツルッと体がスーツの中へ。余計な力など必要ありません。このとき決して爪を立てず、手のひらでやさしくこすりあげるように扱うことが大事です。脱ぐときも同様で、ボディーソープをロクハンに塗ると熟れた桃の皮のようにスルスルッと脱げます。

ここまで読んで「買ってみようかな」という方のために、ロクハン購入時のポイントを書いておきましょう。
一言にロクハンといっても、いろいろなタイプがあります。まず生地には、ハードタイプとソフトタイプがあります。頻繁にダイビングに行き、また長時間潜るダイバーにはハードタイプがお勧め。
それと、ロクハンは表面に生地が張っていないため縫製できません。スーツを張り合わて製作するため、職人の腕と技術がすべてといっても過言ではありません。見た目には同じように見えるロクハンでも、使っているうちに張り目が剥がれてくるといったトラブルが発生する場合があります。

テールではオリジナルのロクハンを販売しています。
弊社指定の工場で厳選された生地を使い、一枚一枚ていねいに仕上げています。長期間使用しても剥がれづらく、使えば使うほどよさがわかるスーツです。しかし現在、生地の生産が大変少なく、また職人の手で一つ一つ手作りしている状況です。ご購入をお考えのお客様は、お早めに注文いただけるようお願いいたします。

●text by 千々松政昭

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