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2009年2月

2009年2月28日 (土)

Nautilus FX1000完成。

Nautilus_fx1000_2※クリックで拡大。


先月オーダーをいただき制作していた、水中ハウジングNautilus FX1000が完成しました。約5週間の工期を経て、ようやくの完成です。お客様にはお待たせいたしまして申し訳ありません。

Nautilus FX1000の適合機種は、市販のビデオカメラの中でも最高峰に位置するSONY HDR-FX1000。画質は最高、特に悪条件での撮影に真価を発揮することでしょう。
ハウジングは、全体的に丸みのあるシンプルなデザイン。前面と蓋は、30ミリと40ミリの分厚いアクリル板をくり抜きで作製しました。くり抜き作業は以前は手旋盤で行なっていましたが、削り目がきれいに仕上がらないため、今回からフライス盤を導入しました。これにより、より精密な加工が可能となり、見た目にもなめらかです。耐圧水深は40メートル。
操作系も充実しています。グリップを握ったままREC/スタンバイできるスイッチをはじめ、フォーカスやアイリスダイヤルもハウジング越しに操作可能です。Nautilus FX1000は、きっと世界中の海で活躍することになるでしょう。

テールでは 、今回ご紹介した大型あるいは高性能のビデオ機種だけではなく、初心者向きの小型ビデオやお客様の手元に今現在あるカメラ、ビデオに合わせてハウジングを制作することもOKです。つまりは、基本的にどんなカメラ・ビデオの水中ハウジング製作にも対応いたします。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

●text by 千々松政昭

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2009年2月21日 (土)

Nautlus K20 DX完成!

Nautilus_k20_dx
ペンタックスK20用の水中ハウジング、Nautilus K20 DX。カメラ側の操作スイッチはほとんど使用可能。透明なボディは、陸上と同じ感覚でスイッチ類が操作OK。

先日から頑張って制作していた Nautilus K20 DX が完成しました! さっそく披露いたします。

ペンタックスK20 は、高性能で豪華な装備でありながらリーズナブルな価格で定評のあるカメラです。

特筆すべき点はファインダー。このクラスの一眼レフデジタルカメラはたいていファインダーに難があるのですが、K20はとても見やすい。また、K20はJpgで撮影中、「この写真だけはRAWで撮影したい」といった場合、1プッシュでRAWデータで記録できる機能を備え言います。

K20今回紹介するNautilusハウジングは、そんなカメラ本体の高い機能を余すことなく使用できます。軽量コンパクトで水中重量が軽く、女性でも片手で簡単に撮影できるでしょう。また、内蔵ストロボに同調させ、D2000/Z240やS2000と光ケーブルで接続しE-TTL撮影も可能

また、お客様の希望に沿ったカスタマイズもOKです。シャッターやスイッチの取り付け位置などは、オーダー時にご相談ください。どんどんわがまま言ってもらって構いません。世界にひとつ、あなただけの逸品をお作りいたします。

では、ご注文をお待ちしております。

●text by 千々松政昭

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2009年2月18日 (水)

今年も出ます!~マリンダイビングフェア

《テール》は昨年に引き続き、今年もダイビング&ビーチリゾート、そして水中写真の祭典 マリンダイビングフェア2009 に出展いたします。

期日は4月3日(金)から5日(日)の3日間、会場は池袋サンシャインシティ。《テール》が自慢をもって制作したNautilusの新商品や今話題のNautilusNEO 5DMarkⅡをはじめ、新商品を多数展示予定です。実際にお手にとってみるチャンスですし、スタッフがおりますのでご相談やご質問にも応じます。

これは昨年の様子。※クリックで拡大
今年も私たち《テール》スタッフがお待ちしてます!
Mdf08_2 昨年好評だった、中古商品と部品取り用のカメラなどをお手頃値段(100円、500円、1000円など)で販売するコーナー「ジャンク市」や激安器材やウエットスーツ(ピナクル等)の展示即売会など内容盛りだくさんです。

なお、全体イベントへの入場は無料ですが、「地球の海フォトコンテスト2009」、 の入賞作品発表会場には入場券が必要となります。招待券をご希望のお客様は、当店《テール》までお問い合わせください。

では、多数のご来場お待ちしております。

●text by 千々松政昭

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2009年2月 7日 (土)

こんなに綺麗!~コンパクトの実力。

Photo
コンパクトカメラでも、捕食中のアオリイカをバッチリ撮影。●撮影(水中2点とも)/LUMIX TZ5 S-2000 通常撮影水中撮影モード EV-0.3  東伊豆・富戸

最近はよくコンパクトカメラで撮影をしています。

理由はいろいろいあります。
その一つに、コンパクトカメラで水中写真を楽しんでいる多くの写真ビギナーの皆さんに、もっと写真の深さや素晴らしさ、撮影する歓びを伝えたいということが挙げられます。自分も同じコンパクトカメラを使っていれば皆さんの悩みもよくわかるし、よりよく撮れる技やコツをわかりやすく伝授できるようになると思い、取り組んでいるわけです。

これもコンパクト撮影のアイゴ。※クリックで拡大。
Photo_4 

それに、コンパクトカメラの特長である「手軽さ」は、ふだん一眼レフカメラを使用している私にも大きな魅力です。また、今のコンパクトカメラの性能の向上には目を見張るものがあり、とても安い機種でも素晴らしい写真が撮れます。

例えば、私がいまメインに使用しているコンパクトカメラはLUMIX DMC-LX3LUMIX DMC-TZ5です。LX3は何度かこのブログに登場したので、今回はTZ5を紹介します。
TZ5の大きな魅力は、ズーム機能が充実していること。遠くのものを大きく撮影できますが、残念ながら水中では使えません。しかし、このカメラには水中モードが付加されており、水中写真が手軽にきれいに撮れる機能があります。安価な純正ハウジングも販売されているので、写真ビギナーが手を出しやすい機種でしょう。

                                 TZ-5(上)と後継機種TZ7(下)。※クリックで拡大
Tz5tz7_3
さらに最近、このカメラの後継機DMC-TZ7が発表になりました。ハウジングも同時に発売となるので、これから購入を検討されている方にはこちらのほうがお勧めです。今度のTZ7には、なんとハイビジョン撮影の機能が付き、コンパクトカメラで高画質の動画が撮影できてしまうのです。
そして、このカメラのハウジングには外付けストロボが簡単に装着でき、INONの光ケーブルが改造不要でそのまま付けられます。またスライドシューもあり、大掛かりなアームを使用することなくコンパクトに外付けストロボが取り付け可能。なんかもう一眼レフ顔負けですね。

さあ、あなたもこのTZ7を手に入れ、楽しい水中撮影を!

●photo & text by 千々松政昭

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2009年2月 2日 (月)

EOS5D MarkⅡ試用レポート。

Photo_3
【作例】冬の富戸で健気に頑張るムレハタタテダイと水面。太陽のハイライト、周囲のグラデーション、魚の色などよく出ているのではないでしょうか。●撮影データ/Canon 5D MarkⅡ 16mmフィッシュアイ NautilusNEO 5D MarkⅡ Nautilus 430EX2 /Z240  マニュアルモード f11 1/200  東伊豆・富戸



先日、CaonoEOS5D MarkⅡのテスト撮影に出かけました。
2日間撮影して、成果はまずまず。

5DMarkⅡのハウジング&カメラコンビ。※クリックで拡大。
Nautilusneoeos5dmark
水中ハウジングは、もちろんテールオリジナルのNautilusNEO 5DMarkⅡどこよりも早くリリースし、すでに多くのカメラマンにご使用いただいております。が、ハウジング製作に忙しく私本人はなかなか時間をかけての撮影に出かけられず、先月末にようやく実現しました。

まず、ハウジングの使用感ですが、従来機種からのマイナーチェンジのため5Dとまったく変わらずいい感じ。ストロボ2灯(Nautilus430EX/Z240)をセットしても、水中重量は300グラムと片手で十分撮影可能です。前機種同様に水中バランスもよく快調でした。

ファインダーはストレートビューファインダー、45度ビューファインダー、ピックアップファインダーの3種類から選べます。ストロボは純正の430EX2 、580EXとの組み合わせでTTL撮影が可能で、水中ハウジングにはNautilus430EX2または580EXでOKです。

カメラ本体はどうかといえば、これまたいろいろ進化しています。
まず、液晶が見やすくなった点は特筆に値します。以前のものは撮影後に画像確認をすると、自分のイメージとかなり違う雰囲気の画像が映し出されてガックリし、その後パソコンで確認すると「アレ? きれいに撮れてるじゃん」といった感じでした。実際の映像が液晶画面上ではうまく再生できなかったわけですが、新しいMarkⅡの液晶画面でなら問題なく再現されます。一瞬、写真がうまくなったかと錯覚するほど。それだけで気分が乗ってきて、ますますいい写真が撮れそうです。撮影中に確認する画像の質の良し悪しは、想像以上にカメラマンの士気に影響します。
もちろん、視認性もよくなり、上からのぞき込んでもよく見えます。

※クリックで拡大
ストロボには430EX2(または580EX)+Nautilusハウジング。

430ex_2
その他の使用感は、格段によくなったという点はありませんが、設定で暗部の補正が可能など便利になった点は多く、今後いろいろ試してみたいと思います。
まだ2日間しか使用していないので、画像についてはなんとも言えません。でも、以前のものより色の再現力は上がっていますし、ややオトナシ気味だった「絵」が少し華やかな雰囲気に写る傾向ではないかという気がします。また、コントラストか強くなっている気もします。グラデーションや太陽の白とびは少し良くなっているようです。が、劇的に変わったという感じではありません。

このカメラを使っての問題点があるとしたら、関連のソフトでしょう。私はアドビのフォトショップCS3を使用しているのですが、このソフトでは5DMarkⅡのRAW現像ができません。新商品のCS4が必要となるのですが、まだ購入して1年程度しか経っていないのに新しい、それも高くなったソフトに変更しなければならないとは……。
ソフト屋さんも商売だから新商品を売らなきゃならないのはわかるけど、ちょっとえげつない気がします。おそらく多くのユーザーが同じ印象を持っていると思います。
こういったことやっているから、アメリカの企業は製品が売れなくなり、経営破綻する企業が続発したり、公的資金を投入してもらわなきゃならない事態に陥るのでは? 企業は本来、利益を上げる目的と同時に、社会に貢献する役目を担っているのではないでしょうか。

すみません、話が大きく横道に反れました。が、それだけ今回のアドビの措置には憤りを感じているのです。
でも、5D MarkⅡのカメラ+ハウジング(NautilusNEO)のコンビは、水中撮影には素晴らしい機材です。ぜひ導入をご検討ください。

●photo & text by 千々松政昭

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