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2009年10月21日 (水)

CanonEOS7D試用レポート。

Photo_2
高速で泳ぎ回る赤い稲妻(イトヒキベラ)も、オートフォーカスで簡単に撮影できました。●撮影/CanonEOS7D EF100mm D2000×2灯 絞り優先オート(f5.6) EV-1/3 東伊豆・富戸


発売したばかりのCanonEOS7Dを、完成したばかりのオリジナル水中ハウジングNautilusNEO 7Dに組み込み、さっそくテスト撮影をしてきました。使用したレンズは100ミリマクロと50ミリマクロ、そして24ミリの3種類。

オートフォーカスの性能が格段に向上! というのが第一印象。側距点が19点に増えたことと制御機能の向上のお陰でしょう。さらに、目標物に合わせて側距点をいくつかのエリアに分けて選択できるという機能が付属されたため、速い動きや複雑な動きをする被写体の場合でも、従来のように中心だけではなく自分の意図する場所で捉えやすくなりました。今回、フォーカスエリアの選択が容易なように、ハウジングにマルチコントローラーを加えてあります。
また、ファインダーの視野率が100パーセントになったおかげで、被写体がフレームアウトしてしまう確率が大きく減少し、ぎりぎりを狙ったアングルが自信をもって撮れるようになりました。

※クリックで拡大
Photo_3ハウジングはと言いますと、実績あるNEO50Dの改造版のため、大きな問題はありません。電源スイッチが付けられなかったのですが、一定時間が経過すると自動的に電源が落ちるので消費電力にはあまり関係ないでしょう。実際1日300カット撮っても、電池は1目盛り消耗しただけでした。

バランスもよく、水中重量はD2000を2灯付けた100ミリマクロのセットで1キロを切っています
これまで、私自身ハウジングは「より小さくコンパクトに」と思っていました。が、ただコンパクトであるだけでは駄目だと思います。運ぶことに重点を置きダウンサイジングばかり追究して開発すると、使用時の水中重量が重くなりがちです。たとえば、某水中専用カメラは全セットで2キロを超えています。そうなると、両腕を使っても長時間支えるのが困難で、じっくり構えて粘って撮るなんてことできません。1日撮影するとヘトヘト、かなりの重労働です。まあ、敢えてメリットを挙げれば「ウエイトを減らせる」くらいのことでしょうか。
そんなわけで、ハウジングが巨大になりすぎるのは問題かもしれませんが、多少は大きくなっても水中重量を抑えるほうがベターと考えます。水中重量500グラム程度が理想的なハウジングの姿と思います。

それにしても、これだけ早いペースでカメラが進歩していくと、機種選びやハウジングのセレクションなどユーザーは大変です。商品サイクルを考えると、これからは価格設定やハウジングのリリースをいかに早くするか求められでしょう。その点も考慮し、これからも皆様に選ばれるハウジングを開発していきたいと思ってます。

●photo & text by 千々松政昭

(ウツボの写真)
視野率100パーセントになったおかげで、フレームをぎりぎりまで有効に使った構図づくりが可能。写真の仕上がりの雰囲気は、5D MarkⅡとそっくり。●撮影/CanonEOS7D  EF50mm D2000×2灯 絞り優先オート(f5.6) EV-1/3 東伊豆・富戸

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コメント

こちらを読む前に水中写真ブログのほうにコメントしてしまいました<(_ _)>
7D・・・AFがよさそうなので気になる存在です。
EF10-22mm・・・5D発表時に叩き売りしなきゃよかったと後悔。。。
おっと、いけません、ノーチラス5D買ってまだ半年なんですから、もっと潜って5Dの限界を悟るほうが先ですね・・・

投稿: 山岸 | 2009年10月24日 (土) 11時42分

コメントありがとうございます。
カメラの進化はパソコン並みです。
ですから常に新しいカメラを使用したくなるのは世の常です。
もっと潜りに来て下さい。
ご来店お待ちしております。

投稿: 千々松 | 2009年10月26日 (月) 09時19分

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