« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月27日 (金)

パナソニックの広告、環境大臣賞に輝く。

Photo
昨年のブログ
で紹介した、パナソニックの「世界のエコアイディア」の新聞広告が日経広告環境大臣賞を受賞されたそうです。おめでとうございます! 撮影に携わることによって、私がこの栄誉の一端に浴することができ大変光栄です。

撮影はマレーシアのペルヘンティアというリゾート地で行なわれました。ペルヘンティアは日本にはほとんど紹介されていませんが、地元の人たちには有名です。ローカルな海の家が立ち並ぶといった、日本でいうなら湘南的な存在のリゾート地です。

その海では、何年にも渡ってパナソニックマレーシアの主催によるサンゴを増やすプロジェクトが進んでおり、その風景を広告の一場面として登場させるといった趣旨の撮影でした。
まず海中に塩ビパイプで作った漁礁を沈め、それを基盤にサンゴを付着させて育てます。そして、大きくなったサンゴをさらに他の場所に移植するという試み。3年前に沈められたという漁礁には多くのサンゴが付着し、確かに効果はあるようでした。

これからもこのプロジェクトの成功が続き、多くのサンゴが増え、この海がサンゴでいっぱいになることを祈ります。

●text by 千々松政昭

| | コメント (1)

2009年11月20日 (金)

冬来たりなば~ロクハンの季節。

Photo_2
ロクハンは、機能性と保温性が抜群のウエットスーツ。真っ黒で地味な“漁師さんスタイル”も、馴れてくるとプロっぽくてカッコイイと感じる人が増えてきます。

寒くなってきました。海に行くのが億劫になっているダイバーも多いことでしょう。そんな方には、ロクハンというウエットスーツはいかがでしょう。

ロクハンはこの季節になると大活躍。
6.5ミリのウエット生地を使って作ることから名づけられたこのスーツ、見た目はもちろん真っ黒。漁師さんのいでたちのようでカッコ悪い、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが、その機能は素晴らしいのです。

「冷たい海に入るならドライスーツがあるじゃない」と仰る方もいるでしょう。でも、ドライスーツに比べるとロクハンのほうが水中で動きやすいんです。また水切れがいいので、エグジットしても気化熱によって奪われる体温が少なく断然あったかく感じます

また、ロクハンは着脱が大変で、その際に破れやすいというイメージをお持ちの方も多いようです。が、シャンプーや石鹸を使えば問題ありません。体とスーツに多めに付ければスルスルと抵抗なく着れます。肌荒れを起こしやすい人にはリンスがお勧め。着た後はシャワーで洗い流せば完了です。

テールでは、厳選した良質の生地を使用し、熟練した職人の手により丁寧に作り上げたオリジナルロクハンを販売しています。デザインにも機能美を取り入れ、一味違ったロクハンに仕上がっています。メーカーを流通させず直接仕入れているので、格安の販売を実現できました。
「どこでロクハンを作ればいいのか?」、あるいは「着方や手入れの方法がわからない」など、ロクハンに興味はあれど最初の一歩が踏み出せない、そんな方はぜひテールまでお気軽にどうぞ。質問、ご相談に応じます。

telephone 0120-037276
mailto dive-tail@nifty.com

●text by 千々松政昭

| | コメント (2)

2009年11月14日 (土)

ガラス製ポートの傷、諦めないで。

Photo_3
傷ついちゃったときは大ショック! でも、ガラス製ポートの傷は研磨することで修復が可能です。

「光学ガラス製のポートに傷をつけてしまった……」
と嘆くお客様は多いでしょう。でも、諦めることはありません。というのも、ガラス製のポートは磨けるからです。このことをご存じのお客様は意外と少ないようです。

テールでは、ガラス製ポートの傷を研磨する修理をお受けしています。傷を完全に消すことはできませんが、写真に写り込まなくすることは可能です(※)。ガラス製ポートの傷でお悩みのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。費用は3,000円~10,000円ほどです。

telephone 0120-037276
mailto dive-tail@nifty.com

(※)傷が深い場合や広範囲に渡る場合は、写り込みを完全に消すことができないこともあります。
まずは、ご相談ください。

●text by 千々松政昭

| | コメント (0)

2009年11月10日 (火)

ライカのマクロレンズ、LUMIXに新登場!

45mmf28
パナソニックからLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. 新発売!

待望の、といった感じです。
適合カメラは先日発売になったLUMIX GF-1やGH-1/G1など。これまで、これらに適合するマクロレンズがないことが理由でカメラの購入を躊躇されていた方には、特に朗報です。特筆すべきは、このレンズがライカブランドということ。ライカといえば歴史あるレンズメーカー、ドイツ魂でつくられる精緻なレンズは写真を志すものなら一度は手に入れたいレンズのはずです。

また、マイクロフォーサーズシステム規格のため小型・軽量。GF-1やGH-1/G1との組み合わせで、素晴らしい映像が撮れること間違いなし。すでにハウジングを持っている方には、セカンドカメラとして十二分に能力を発揮してくれるでしょう。何しろ高性能のうえ、BCなどにぶら下げておけるサイズなのですから。
メインのハウジングでワイド撮影、GF-1+45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.でマクロ撮影、なんて贅沢な機材セットでしょう。レンズ交換のできない水中では、とても心強くもありがたい存在になりそうです。

●text by 千々松政昭

| | コメント (2)

2009年11月 6日 (金)

APS-CタイプのカメラにEF14mmL。

Photo_5
サクラダイ(メス)の群れ。よく見ると、ポツリポツリとオスが混じっている。●撮影/CanonEOS7D  EF14mmL D2000×2灯 マニュアル撮影(f8 1/80) ISO800 西伊豆・田子

水中におけるワイド撮影といえば、フィッシュアイレンズが一般的です。でも、私は最近ほとんどフィッシュアイレンズを使いません。画質の悪さと歪みが気になるからです。

その代わりに、最も出動頻度が高いのはEF14mmLレンズ
このレンズの特徴は歪みが少なく、それでいて超ワイドであること。また、コントラストが強く、輪郭のはっきりした写真に仕上がります。水中の色もとてもきれいに写ります。特にブルーの再現力が素晴らしく、とても深い青が出る。もちろん、陸上でも空の青や水面の青を表現させると右に出るレンズはない、と私は思います。

ただ、このレンズを水中で使用するにはちょっと厄介な問題があります。広角なので当然ドームポートとの組み合わせとなりますが、絞りf8以下で撮ると周辺部分が流れてしまうのです。
そこで、APS-Cタイプのカメラと組み合わせてみました。こうすると問題の周辺部分部分がちょうどカットされ、一番いい画質部分だけを使うことになります。また、伊豆の海に14mmレンズは少々広すぎるので、それくらいがちょうどいい画角となるのです。
また、最近はISO800で撮影してもノイズの問題もなく、快適に撮影できるようになりました。これも私がフィッシュアイから14mmに乗り換えるようになった理由のひとつといえるでしょう。デジタルカメラの進歩はすごいですね。

●photo & text by 千々松政昭

| | コメント (0)

2009年11月 2日 (月)

Nautilus GF1試用レポート2。

Photo_2
画質のよさは、画素数だけじゃ決まらない。レンズの質も大変重要。●撮影/パナソニックLUMIX GF1 7-14mmズーム S2000×2灯 絞り優先オート(f8) 東伊豆・富戸

前回に引き続き、Nautilus GF1の試用レポートです。

このハウジングが内蔵するカメラ、LUMIX GF1の最大の特徴は、前回お話ししたように小型・軽量という点です。が、もちろんそれだけではありません。画質の高さ、素晴らしさにも目を見張るものがあります。今回ご紹介の写真が物語っているように、重要なのはむしろレンズなのです。

昨今、高画質を謳い文句に画素数ばかりが取り沙汰され、肝心のレンズ性能が話題にされることが少ないのですが、一般にコンパクトカメラの場合そのレンズに問題があります。私たちは目的や被写体、状況に合わせて、様々な種類のレンズの中から1本をチョイスして撮影します。でも、コンパクトカメラの場合はレンズ交換ができません。たった1つのレンズであらゆる写真を撮るわけですから、いろいろ不便や支障が生じます。

そこで、少しでも目的に添うよう、コンバージョンレンズを取り付けてマクロやワイドを撮るという手もあります。これは確かに手軽ですが、しょせんはコンバージョンレンズ。それだけで性能が発揮できるよう設計されているレンズの前に、さらに余分なレンズを追加するわけですから、画質は当然落ちます。

しかし、このGF1はサイズこそコンパクトカメラ並みですが、レンズ交換が可能です。この意味は大変大きい。
特に、今回使用しましたLUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. は素晴らしい。

コントラストが強く、色再現力もよく、とてもシャープに写ります。それでいて、とても小さい。このクラスのレンズとしては、サイズ・重量ともに半分以下です。
また、INONのドームポートとのマッチングも最高で、周辺部分まで流れがなく大変シャープな描写です。ひとつ残念なことは、前回も書きましたがドームポートの大きさです。せっかくカメラ・ハウジングが小さいのに、ドームポートが妙に大きく感じます。

そこで、今後はこのレンズとマッチするポートをテストする予定。
結果は後日、このブログでご報告させていただきます。

●photo & text by 千々松政昭

| | コメント (2)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »