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2009年12月15日 (火)

430EXとINONストロボの組み合わせ~原因と対策

前回のブログで報告いたしましたように、430EXとZ240タイプ4の組み合わせによるストロボセットでは、TTL発光が不安定となり使用できないことが判明しております。この場をお借りして、あらためてお詫び申し上げます。

INONさんからの情報によると、不具合の原因として次のことが考えられるようです。
Canonの純正ストロボは、本発光の前に10回程度のプリ発光があり、機能が向上し高感度の光センサーをもつタイプ4では、そのプリ発光をすべて感知してしまう。そのため、本発光に達する前にストロボ内に蓄えた電気を使い尽くして本発光に至らない、あるいは正確なプリ発光ができずTTLを制御できない。今回のトラブルは、これが原因であることが判明しました。
タイプ4以前の従来の機種では光センサーの感度が低いため、正確ではないにせよTTL制御に近い発光となっていたようです。

原因がわかれば、対策もたてられます。
たとえば、小さく切ったクリアフォトフィルムを光Dケーブルの接続ソケットの内部に入れ、センサーの反応を強制的に落とすことにより、これまで同様のTTL制御が可能となります。ただし、開放値や最大絞り値付近の撮影では精度が落ち、オーバーやアンダーになるなどの現象が生じるため、手動介入が必要となります。また、純正ストロボ1灯の撮影に比べるとやはり精度が劣ります。その点を事前にご了承のうえご、ご使用いただくようお願いいたします。                             ※クリックで拡大。
270ex_2
先日、実際に270EXと240の組み合わせ(写真右)でテストしてきました。多少正確さに欠けるものの、ある程度TTL制御はできているようで良好な結果が得られました。
具体的には、270EXの発光面をゴムで完全にカバーして小さな穴を開け、そこにクリアフォトフィルムを張って270EXを発光するためのトリガーとしました。こうすることで、左右同じストロボが使用できるため余計な気をつかわずにすみ、またバランスもよく見苦しい影が出ません。ただ、上部の出っ張りは気になる存在。もう少し小型化したいところですが、これ以上はかなり難しいでしょう。

このストロボセットについては引き続きテストや試作を重ね、適宜ご報告いたします。

●text by 千々松政昭

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